08.11.14 up |
11月4日(火)、ついに「キュヴェ・ルイーズ・ポメリー ソムリエ コンテスト」が幕を開けた。日本中から、その知識、テイスティング、そしてサービス精神に磨きをかけた、志し高きソムリエたちが集結。最終決戦、そして頂点への登竜門、その緊迫の舞台を独占レポートします。
text: 藤原光昭 photo: NORICO
取材協力: メルシャン株式会社 / ポメリー社
11月4日(火)、晴天。日本最難関の1つ、「キュヴェ・ルイーズ・ポメリー ソムリエ コンテスト」第一次選考会が、ここ代々木(東京会場)で静かに幕を開けた。12時をまわり、ぞくぞくと出場者が集まりはじめると、自然と会場は研ぎすまされたプロフェッショナルな者たちの緊迫した空気へと変わった。 |
本コンテストは筆記試験が難しいときく。ワインのみならず、お酒全般に関わる知識や独自の表現技術が求められる。出場者たちの真剣な表情は、そばで見ている者をも圧倒させるオーラを感じる。無言のときは刻々とすぎてゆく。そして、タイムアップ。一同、肩の力が抜ける。 |
開催日時:2008年 11月4日(火)13:00〜16:00 |
今回、一次通過者16名の方のうち、9名の方にご協力をいただき、コメントを頂きました!
まだまだ勉強がたりないですが、最終選考会はみなさんの足をひっぱらないように頑張りたいです。 |
出るからには、最後まであきらめずに、結果を出すために頑張りたい。 |
一次審査では自分の未熟さを痛感しました。やれることは全てやって決戦に臨みたいです! |
非常に難しい問題だったが、無事に通過できてよかった。福岡から来たかいがありました。皆さんの胸を借りるつもりで、頑張ります。 |
今年で40才になるので、その前に通過できて良かった。実は最終選考会直前までイタリアなのですが、とにかく頑張りたい。 |
筆記試験は日本に関する問題もあり、難しかった。最終決戦に出れない人の分まで、頑張りたいです。 |
筆記に関しては基本問題が中心だったので、勉強してきた成果が出た。何回も出ているので、今回は優勝できるよう頑張りたい。 |
基本をおさえていないと難しい問題でした。今年は精一杯ベストを尽くしたい。 |
全体的に日本に関する問題が多かったと思う。決戦は普段の仕事どおりのサービス演技が出来れば。 |
全日本ソムリエコンテストとの大きな違いは、ポメリーというシャンパーニュの冠がつき、優勝者は実際にランスのポメリー本社で研修を受けられること。そういう意味で、少なからずシャンパーニュに関する知識は知っておいてほしい。また、今日の問題はどちらかというと基本的な問題ばかりで、ソムリエとしての資質を問う内容であった。日本から世界へ羽ばたくということもあり、日本の食べ物やお酒といった食文化への理解は欠かせない。その点をしっかり理解している人はおのずと、今日の結果へとつながっていたと思います。 |
第一次選考会通過者のみなさま、おめでとうございました! 11月25日(火)、準決勝、決勝も頑張ってください!
Vol.22
グラン ヴィンテージ 2003 モエ・エ・シャンドンの素晴らしき挑戦 (08.9.1)
Vol.21
太陽がいっぱい 気の合う仲間4人と黄金のレクタングル (08.8.1)
Vol.20