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接待×泡の極意ここにあり ビジネス「泡時間(アワー)」読本 「とりあえずシャンパーニュ」で誘う接待術

10.5.10 up

とりあへずビールから、とりシャンへ!
シャンパーニュから始まるビジネスディナー、ミーティングの幸せな時間。
そこに泡があれば、きっとお近づきに。でもどうしたら…その極意を伝授しましょう。
難しい接待も、泡の力が魔法の時間を演出してくれるでしょう。

Text: ナヲユキ、編集部 Photo: NORICO 協力: ペルノ・リカール・ジャパン株式会社、
日本リカー株式会社、KFW Henri Giraud CO.LTD、鮨 秋月、六本木 champagne bar

「とりシャン」でスマートに距離を縮める

シュワリスタラウンジでは「とりあえずビール」ではなく「とりあえずシャンパーニュ」を唱えていますが、ビジネスシーンでこそ「とりあえずシャンパーニュ!」をお勧めします!

ビジネスにおける会食って、接待する側、される側、ともに気を使うものです。相手はお酒を飲むのだろうか? 何が好きなのだろう? 食事がおいしくなかったらどうしよう…などなど、ビジネスでの会食は気を使うわけです。

お店を選んだ時点で、ミシュランや口コミサイトなどの評価で、どのレベルのお店なのか?というのが、お互い分かってしまうのですが、どんなお店でも、乾杯にシャンパーニュを選ぶと、あら不思議! グレードUPしちゃうのです!

頼まれたほうも、「おっ、何か高価な感じがするぞ〜」って(笑)。値段だけ高いのはいただけませんが、適度な値段でおいしいものを選べば、誰だって言います「やっぱり美味しいですね〜」って。その後の話は明るく楽しく建設的なものになるはずです。

外交の魔術にも使われたシャンパーニュ

ペリーが黒船で浦賀に来航した時、お土産として持ち込んだのがシャンパーニュだって知ってました? 結構びっくりかもしれませんが、これ本当なんです。※1

「会議は踊る、されど進まず」これも、ナポレオン体制後の欧州で開催されたウィーン会議を皮肉ったものですが、なぜ進まなかったかというと、毎晩シャンパーニュやワインを飲み明かして、仲良くなるだけ…。1年間も話がまとまらなかったからなのです(笑)。昔から多くの人が知っていて、実践されているのが「仲良くなるにはシャンパーニュ」って事なのです。これって、現代にも当てはまりませんかね?

※1 参考文献: 山本博「シャンパンのすべて」 河出書房新社 2006年8月発行

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