Home > 連載 > シャンパーニュ訪問記「ひっそりと豪華です! ラ・ブリケトリー編」
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自由気ままなシャンパーニュ地方おもしろ珍道中 シュワリスタ式 シャンパーニュ訪問記 〜プラーク・ド・ミュズレコレクター ナヲユキ編〜
Vol.13 ひっそりと豪華です! ラ・ブリケトリー編

左: ビンテージ含めて、200種類ぐらいあったと思います。
右: 初めて飲みました。知らないメゾンが、まだまだありますね〜。

エペルネ近郊のメゾン訪問のホテルとして選んだのはHostellerie La Briqueterie(オテルリー・ラ・ブリケトリー)。エペルネから少し南西のヴィナイという村に位置しており、スパも、星付きレストランもある、佇まいはひっそりしているのですが、実は豪華なホテル。

日中は移動があるので、控えていましたが、チェックインした後はOKです。シャンパーニュ飲むぞ〜(笑)。部屋に入って最初に行ったのは、モエでゲットしたGrand Vintageのエチケットを剥がすこと(笑)。日本から持ってきたエチケット剥がしが役に立つ。きっちり剥がして、満足した後に、ジャグジーとサウナへ向かい夕食に備えることに。
少し遅めの夕食は、現地の人にも愛されるホテルレストラン。ミシュランの星付きということで、期待していましたが、かなりGood!!! せっかくなので、魚も肉もでる数皿のコースを選び、楽しむことにしました。食事の流れをイメージしてからワインリストを眺める。ここのレストランも分厚く見ごたえがあって感動です。1本目に選んだのは、コンテッサ・ラフォンドのEXTRA BRUT。NMなのだが、エペルネにて初めて知ったメゾンです。グラスに注がれた色は極薄い金色。EXTRA BRUTらしく甘みは抑えてあり、スパ後の乾いた喉を、浸み込むように潤していく。前菜、スープ、魚ぐらいまでは、このシャンパーニュで進みましたが、EXTRA BRUTは食事を邪魔せず合わせやすいですね。改めて最近のBRUT人気を体感した次第です。

海に面していませんが、魚料理も、おいしいです!

左: 保存状態が完璧な一品は、めちゃくちゃ旨い。
右: 口直しのソルベが、飲むペースも落ち着けてくれます。

この後、ジビエが出るタイミングだったのですが、僕が選んだのは、ドラモットのブラン・ド・ブラン1990。ドラモットはサロンのセカンドとか言われますが、いささか失礼かなと…。2007年時点で90年Vintageを比較したとすれば、セカンドとは言わせない!(笑)。サロンはもっと長期熟成に堪えうるのだと思いますが、全く別物と捉えて良いのではないでしょうか? ソムリエも感激するぐらいパーフェクトな状態で、「旨い!」の一言。長距離輸送が行われておらず、生まれた土地でゆっくりと年月を重ねた品は初めて飲みましたが、「本当に来て良かった〜」と感涙すること間違いなしです。エペルネ探訪もブリケトリー宿泊も絶対オススメ!

ONE POINT! レストランも事前予約しよう!
星付きや評判の高いレストランは、予約をしないと入れません。希望時間が叶わなくても、レストランの都合に合わせて、お願いしてみよう!

次回は「標識が気になります! アヴィズに向かう編」…つづく。>>

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