Home > 連載 > シャンパーニュ訪問記「フラッと立寄り ゴネ・シュルコヴァ編」
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自由気ままなシャンパーニュ地方おもしろ珍道中 シュワリスタ式 シャンパーニュ訪問記 〜プラーク・ド・ミュズレコレクター ナヲユキ編〜
Vol.19 フラッと立寄り ゴネ・シュルコヴァ編
エペルネ駅発の電車でパリ東駅に戻る予定ですが、少しだけ時間があるので、最後の最後までエペルネ市内を散策。「何かお土産ないかな〜」とか、ウィンドウショッピングをしていると頭の中にアイデアが煌く。「そうだ! CIVCの写真を撮ろう!」。

業界団体の建物を撮影したがるというのも、妙な趣味ですが、ディープシュワリスタならではの奇行ということで、妻もしょうがなく同行。CIVCには、歩くこと数分で到着し、パシャパシャと撮影は終了…。「うーん、どうしよう…」と時間を持て余していると、すぐ横に見えていたのがゴネ・シュルコヴァ! 伊勢丹新宿店で購入して、飲んだことがあったので興味津々。「フラッ」と心の赴くままに立寄ってしまいました!

この人が当主のヤンさん。写真の通り、気さくな方です!

清潔に保たれた生産設備。NM大手と比較はできませんが、結構立派なタンクですね〜。

前庭に入ると、2F入口から声がかかる。若いお兄さんのような彼こそが、メゾン当主のヤン・アレキサンドル・ゴネさん! 当主とは思いませんでした(笑)。日本から来たこと、伊勢丹にてキュベ・ガイヤを飲んだ事がある事などを説明すると、カーヴ見学OKということで、30分ばかりお世話になりました。

年間生産量は12万本とRMの中では、比較的多い。当然ながら、生産設備は近代的で、ステンレスのタンクが並び、ジャイロパレットもある。最上級のキュベ・ガイヤはルミアージュを手で行っており、熟成期間を長くとり、常に最上のものを提供することをこころがけているようです。
試飲中に、日本の事をどう思っているか聞くと、とても好印象! 「近代的で清潔、シャンパーニュと日本食のマッチは素晴らしい !」と。旅を通じて感じることですが、シャンパーニュ地方の人々の日本への印象は、良いですね。日本人であることがうれしく、誇らしく感じられます。「来日時に会いましょう!」と、ヤンさんと握手して、エペルネ駅に、足早に向かうのでした。

こちらは、澱を落としている最中のキュベ・ガイヤ。

ONE POINT! ペンを持ち歩こう!
ペンを持っておくと、話しているときに筆談みたいに書いてもらえます! 思い出のためにもぜひ!

次回は「フランス万歳! 番外(パリ・モンサンミシェル)編」…つづく。

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