こちらも3種の飲み比べだけれど、メゾンも変えましょう。ブラン・ド・ブラン(シャルドネ100%)は、『ドン・リュイナール(DOM-RUINART)』。ボトルからして、おいしそうだからなあ。最高品質のシャルドネのみを集めた秀逸な逸品。ピノ・ムニエ100%は、『ジェローム・プレボー(JEROME PREVOST)』のラ・クロズリー(La Croserie Begin)。分類はブラン・ド・ノワールとされているけどムニエ100%。「ピノ・ムニエでここまで作れるんだ」とメゾンに可能性を投げかけた1本。
ピノ・ノワール100%は『アンドレ・クルエ U.J. 1911(ANDRE CLOUET U.J. 1911)』。良質なピノ・ノワールの生産が行われるBousy村が拠点で、「ピノ・ノワールならうちだ!」と言わんばかりに、頑張って作っている。シャンパンの当たり年だった1911年にちなんで、1911本しか作られてない…というのもマニアック話でいいでしょ(笑)。
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ナヲユキ氏曰く「ちなみに、僕が飲んだ時に感じたのは、ノワール100%だと少し厳しいかなと。珍しいから飲んだけど、酸味が凄く強かった気がするなあ」とのこと。でもそんなバラつきもRMならではの面白さ、と今宵スキモノたちはそれさえも話の肴にするわけですね(微笑)。 |
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『 ドン・リュイナール ブラン・ド・ブラン』。どっしりとしたボトルデザインにもかかわらず闊達できめ細やか、かつ力強い泡。そして絶妙のバランス。会話が弾むシャンパーニュ。ミレジメは実売12,000円以上が相場
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