今日3本目のボトルはアラン・ロベール。あまりにも素晴らしい潤滑油。1時間、1時間30分…それほど多くのことを語り合ったようには思っていなかったが、時間はあっという間に過ぎ、そして4年の空白は埋まっていく。ふと後ろを振り返ると、1人で座る美女もいるが、それさえ無視して男同士の話に没頭。いつもなら声をかけるところだが、今は、こいつとの再会のほうがエキサイティングな出来事だ。 |
終電が終わったころ、女社長は帰っていった。そのとき携帯が鳴った。同期からだ。正確には元同期。賀状のやりとりは続けていたが、携帯に着信が入ったのは4年ぶりだ。今、ヤツは奥さんの実家の会社の2代目として経営をまかされている。今日はたまたま出張で東京に来ているという。久しぶりの嬉しい再会を、会員制のシャンパンバーで過ごす。 |
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最後の1杯はカウンター。1人でフィニッシュ。今日、3人に、ありがとうという気持ちを示された。しかし、その感謝は全て3人に返したい。女子の悩み、女社長のため息、同期の決意。それをこんな自分に見せてくれたこと。意外といい男だね、俺。小さく口にして苦笑い。
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Vol.2
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Vol.1
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