シャンパーニュを楽しむWEBマガジン [シュワリスタ・ラウンジ]

Menu Open

NEWS

「パリ21区」となったCDGに
ティエリー・マルクスの新店『Teppan』オープン

シュワリスタが最も利用している海外の空港といえば、やはりCDG(シャルル・ド・ゴール)、オルリーを含めた『パリ空港』となるのだろう。そのパリ空港が、交通のための単なる通過点でなく、パリならではのショッピング、グルメ、カルチャーが楽しめる「観光地 (Destination)/パリ21区」となることを目指し多彩な仕掛けをしている。
中でも日本との玄関口ともなるCDGでは、いながらにしてフランスの美食を味わえるように、各国際線ターミナルにミシュランスター・シェフのレストランを1店舗以上オープンするプロジェクトをスタート。まず2016年、ギー・マルタンによる『I Love Paris (アイ・ラブ・パリ)』がオープン。「世界の空港内ベストレストラン第1位」に選出されるなど注目され、その後もマルタン×パリ空港のコラボで「ビストロノミー(ビストロ ✕ 美食)」というコンセプトのもと展開される『The French Taste (ザ・フレンチ・テースト)』が加わった。

そして、2018年、日仏交流160周年目にあたるこの年にふさわしく、日本との縁も深いミシュランスター・シェフ、ティエリー・マルクスが手掛ける、日本とフランスのグルメ文化を融合させたレストラン「Teppan(テッパン)」が3月29日にオープンした。Teppanの由来はもちろん、鉄板。マルクス氏が日本で出会ったこのユニークなアイテムを使い、市場から届く新鮮素材を目の前で調理する様子は、美食とともにエンタテインメントしても、空港で滞在する時間を楽しくしてくれる。もちろんジャンパーニュも合わせて楽しみたい。『コレ・ブリュット』、『コレ・ブリュット・ロゼ』がオンリスト。いずれも甲殻類や野菜、ロゼなら赤身系の肉など、鉄板料理に欠かせない素材との相性は文字通り「鉄板」だろう。

さらにパリ空港グループでは、2020年末までに、8人のミシュランスター・シェフの店をオープン予定で、これを含めて88店舗のカジュアル・レストラン、ファースト・ダイニング、パン店、カフェ、ファストフードなども加わる予定。また、シャンパーニュを楽しめる店舗の情報なども、今後紹介していきたい。

SHW_News_1804_0302<ティエリー・マルクス氏の公式コメント>
フランスは“美食”の国。旅の最後の時間を過ごす場所であるパリ空港で、フランスを象徴する“美食”という感動を味わえることは、大変すばらしい取り組みです。この機会を与えてくれたパリ空港に心から感謝しています。

ティエリー・マルクス氏の画像は、銀座『ビストロ・マルクス』で行われたプレス発表のもの。