2018年 シャンパーニュ出荷速報:日本向け輸出、前年に続き出荷・金額共に世界第 3 位
シャンパーニュ地方ワイン生産同業委員会(シャンパーニュ委員会)の発表によると、シャンパーニュの全体的な売上高は過去最高を更新し、昨年とほぼ同額の 49 億ユーロ(前年比 0.3%増)となった。これをけん引しているのは日本を始め本国、EU以外の需要、人気の高まりだ。 米国(23.7 百万本、+ 2.7%)、日本(13.6 百万本、+ 5.5%)、中国・香港・台湾(4.7 百万本、+ 9.1%)で堅調。その他、カナダ 2.3 百万本(+ 4.8%)、メキシコ 1.7 百万本(+ 4.3%)、 南アフリカでは初めて百万本を超え、+38.4%と大幅な伸びとなった。過去 10 年間で + 134%という力強い上昇を遂げたオーストラリアは 8.4 百万本、-1.8%とわずかに減少したが、これは為替レートの影響のようだ。
日本市場は前年に続き出荷・金額共に世界第 3 位をキープ。シャンパーニュが確実に日本で浸透しているということが数字にも表れている。