世界中で年々参加者が増加し、シャンパーニュ愛好者のための世界共通のイベントとなりつつある#ChampagneDay（シャンパーニュデイ）。カリフォルニア在住のブロガーでワインセミナー講師のクリス・オゲンフュスにより発案された「誰でも」「どこでも」参加できるイベントだ。

毎年10月の第4金曜日に行われる（2024年は10月25日）が、参加方法は実に簡単。ツイッター、ファイスブック、インスタグラムといったSNSで、シャンパーニュを楽しむ姿、幸せな瞬間などの画像やビデオを、ハッシュタグ#ChampagneDayをつけてシェアするだけ。

公式サイトによれば「シャンパーニュ＆フードのペアリングを友人、家族、同僚とともに楽しむ、あるいは大切な人と二人だけでシャンパーニュのグラスを傾ける、レストランで企画されるイベントに参加する」といった投稿を呼び掛けている。昨年までのSNSを見ると世界各国からシャンパーニュのユニークな楽しみ方や、シャンパーニュとともにあるハッピーな表情が続々と投稿されている。国内でもこれにあわせてイベントの企画やシャンパンバーでのフェアなどもありそうなので、参加しながら投稿したり、逆に一人静にグラスを傾ける様子などでも趣がありそう。自由に楽しめるのも、SNSを使ったスタイルならではだろう。

これに先立ち、10月11日、シャンパーニュ委員会日本事務局主催の#CHAMPAGNEDAY 2024　Countdown Climax Party ～２週間前パーティーが、バスク料理の名店、エネコ東京にて開催された。シャンパーニュより、ヴィニュロン組合代表Maxime TOUBART氏と、メゾン組合代表David CHATILLON氏も参加。これまでは業界関係者、ジャーナリストが主な対象だったが、今回はシャンパーニュ・インフルエンサーも多数参加。一段と華やかなセレブレーションとなった。

提供されたシャンパーニュは、26アイテム。王道、名門からナイトマーケットで話題のものにマニア垂涎のRMまで多彩。セレブレーションということもあり、味わいやカテゴリー順ではなく、メゾン名のアルファベット順にテーブルに並べられた。改めて王道の良さ、大手メゾンのNVの凄さ、ナイトマーケットの「ならでは」感、嬌声の中でもしみじみ味わえる小規模生産者の丁寧さや素朴さなども感じられた。なによりもシャンパーニュがある空間、時間の楽しさ、幸せが存分にあった。

#CHAMPAGNEDAY 2024の当日は、華やかではなく慎ましくでもいいし、思いっきり弾けるのもいいだろう。それぞれの楽しさ、幸せを、この日、シャンパーニュとともにお過ごしください。

詳細は、シャンパーニュ委員会（日本語）サイトにて。
https://champagneday.champagne.fr/jp/