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愛にしても感謝にしてもなかなか言葉では言い辛いもの。ヴァレンタイン&ホワイトデーはそんなあなたに勇気を与えてくれる日ではあるけれど、そこにシャンパーニュがあればなお心強い。本命への告白、上司や先輩への感謝、そして好感度アップの義理シーンであなたを援護射撃するシャンパーニュをご紹介!
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若い感性を生かした軽やかなサービスで人気の星野さん。今回は、カウンターで愛や感謝を語る数多くのカップルをさりげなくワインやシャンパーニュでサポートしてきた視点からのセレクトをお願いした。
※今回紹介するシャンパーニュは『エシェゾー』のリストからセレクトしていますが、入荷状況によっては来店時に在庫がない場合があるので、お目当てのシャンパーニュがある場合は事前にお問い合わせください。
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19時からのディナーは有名シェフのイタリアン。予約するのは「チケぴ」状態。それでも頑張ってリザーヴ。それもすべては「あの人のため」と、彼女。興奮と不安と、そして幸せと。
たっぷり3時間かけて楽しんだディナーの間中、彼女の心臓の不規則なアップダウンは止まらなかった。エスプレッソの時間になったけれど、これを飲んだらそれぞれ別の電車に乗ってサヨナラしなければいけないのかと思うと、オーダーの一言が言えない。そのとき彼の言葉が彼女を解き放ってくれた。 「まだ終電までは時間ありそうだね。お腹はいっぱいだけどもうちょっと飲みたい気分だなあ。」 |
そして今、2人はバーのカウンター。ここまではベタな展開。でも違うのはここにあるのがシャンパーニュだということ。それほど詳しくはない彼女だけど、カワイイ見栄を張る。
「何本かみせていただけますか。私が選びたいので。」 今日は特別。財布のヒモなんて今日はない(明日から大変だけど…)。 「今日は私が出すからね!」 選びたいといっても詳しくないんだから、3本ならんだボトルをみてもさっぱりその中身はわからない。だから直感。外見勝負! カッコイイボトル、エチケットで選ぶ! でもそれが正解。 |
「うわー、これ旨いね。」
破顔一笑とはこのこと? と彼女が普段使わない言葉を頭に描いてしまうほどの彼の笑顔。私の目は正しい。彼のような外見がカッコイイ男は中身だってカッコイイ。このシャンパーニュと一緒だ、と彼女の確信。まあ、その外見のセンスは人それぞれだが…。そして終電まであと5分。まだボトルにはたっぷりのシャンパーニュが残っている。どうやら終電までに腰をあげる気はないようだ。 |
「まずこれは単純にハコのイメージです(笑)。格好のいい男性のイメージがあるので」という星野さん。自分にとっての最高の男は(他人がどう評価をくだそうとも…ボソボソ)やっぱりカッコイイ。そんな本命の彼には、ルックスの素敵なシャンパーニュ、という直球勝負のセレクトもOK。もちろん本命相手なのだから「お味のほうも、もちろん素晴らしいものです」。
アンシャンテルールはアンリオ社が誇るプレステージュシャンパーニュで、ブドウの出来の良い年だけに作られる。グランクリュのシャルドネをふんだんに使用し、極上の丸みと余韻の長さを楽しめるトップキュヴェ。ルックスも中身も最高。実際、そんな男はそうそういないか(ため息)。 |
世界最高峰のシャンパーニュのひとつで、造られる年が少ないところから「幻の」と称される『サロン』。そのサロンが作られない年に、サロン用のシャルドネがドゥラモットに使われるという、いわば「最高のセカンド」。涼しげな酸味。
「あなたは2番目よ、という隠れメッセージでもあるのですが(笑)、でもこちらはとても美味しいシャンパーニュ。いわゆる義理で飲まれるのはもったいないぐらいですよ」(星野さん)。そう、義理シャンとはいえ、一緒にいただくなら美味しくなきゃ! 「本命ではないけれども、ワタシにとっては大切な人なんですよ」。なんだか素敵なメッセージじゃないですか。 |
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007、ジェームス・ボンドが愛する事で有名なシャンパーニュ・ハウス。ピノ・ノワール主体のアッサンブラージュと樫樽で発酵させる過程を経て、力強いボディが宿る。その味わいからは「男性的」とも表現されている。「品がよくて、綺麗な遊びができる年上の男性。そういうイメージがボランジェをいただくと広がりますね。ぜひ尊敬する上司の方とお楽しみいただきたいシャンパーニュです」(星野さん)。
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なるほどボトルデザインやエチケットも品格がありながら、どこかモード感。「課長ってこういうイメージの人です」。そんなメッセージが伝われば、あなたの評価はグッとアップ。部下としても、大人としても、そして女としても(微笑)。
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