Home > 連載 > センス・オブ・シャンパーニュ「Eugenio Recuenco」
センス・オブ・シャンパーニュ
“美”、“洗練”そして“頽廃”をテーマとした、アートとシャンパーニュのマリアージュの世界
藤田礼子
広告代理店取締役 / エグゼクティブ・プロデューサー / アート・エヴァンジェリスト。「シャンパーニュとは、人生の爛熟とカタストロフィを象徴する飲み物」が持論の快楽主義系シュワリスタ。
Vol.12
Eugenio Recuenco
08.2.13 up
現在、最も独創的且つコンテンポラリーな写真家として注目を集めるEugenio Recuencoは、スペインを拠点に活動するファッション・フォトグラファー。「シネマトグラフ」や「ピクトリアリズム」と定義される手法によって表現される世界観は、映像の如く緻密で絵画の如く繊細。彩度を抑えた色調が耽美な趣を一層際立たせ、さながら19世紀後半のヨーロッパで流行した活人画(実際の人を使って絵画のような情景を再構成する手法)を彷彿とさせている。
彼の写真を眺めながら、ふとイメージしたシャパーニュがある。それは、繊細な白い花の香りときりりと引き締まったミネラル感が端麗なテタンジェ。アーティストのスタイルからイメージするシャンパーニュ、貴方ならどんな銘柄を思い浮かべますか?
SH
© Eugenio Recuenco
http://www.eugeniorecuenco.com/

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