Home > 連載 > シャンパーニュ訪問記「休憩も兼ねて! Mailly編」
sHwAlista Style 01 08.8.1 up
自由気ままなシャンパーニュ地方おもしろ珍道中 シュワリスタ式 シャンパーニュ訪問記 〜プラーク・ド・ミュズレコレクター ナヲユキ編〜
Vol.10 休憩も兼ねて! Mailly編

Mailly村の畑。どこの畑もそうですが整然としています

シャンパーニュ街道の移動を漢字で表現すると、畑畑畑⇒街⇒畑畑畑…みたいなのんびりした感じ。少し困るのは、レストランがどこにあるかわからないこと。どこかにあるのだろうが、日本のガイドブックには載っておらず、良くわからん。飲料自動販売機があるわけでもないし、トイレも当然判らない…。

Montagne de Reims(モンターニュ・ド・ランス)の村々を移動する中「そろそろどっかで休憩でもしたいな〜」と思っていたところに、CM(コーペラティブ・マニュピラン)で有名なMailly(マイィ)村に到着。写真の通り大きな樽が迎えてくれます。大樽の前で、記念撮影をした後に、少し移動すると、駐車スペースを完備したメゾンが現れます。食事はしなかったものの、立ち寄って良かったです! トイレに行けたのも助かりますが、休憩できて、新しい発見があったのがうれしい!
Maillyは格付け100%のGrandCruで、PN(ピノ・ノワール)の育成が盛んなところ。CMとしてのMaillyは、年産50万本程度と、かなり大規模な部類のメゾンと考えて良いのではないでしょうか? 日本にも結構な本数が入っているはずなので、飲んだことがある人も多いかと思いますが、僕もその一人。ロゼやブランド・ノワールだけじゃなく、プレスティージュであるL'intemporelle(ランタンポレル)やLes Echansons(レ・エシャンソン)なども、日本で楽しめます。

本来であれば、現地での試飲を楽しむのですが、車の運転があるのでグッと堪えて我慢我慢。バスで来ていた他の観光客たちは、何杯も飲んで少し酔っ払っていましたが、飲みたいものをグラスで提供してくれるシステムはうれしい限り。こういった積極的な活動が、ブランドを広めるのに役立つのですね〜。

左: 料理学校から送られた、お礼。支援とかしてるのだと思います
右: Mailly村の畑である事を証明する石標。他のメゾンもあります

さらに僕が嬉しかったのは、MaillyがPorscheの委託生産品を作っていたこと! シャンパーニュに劣らず、Porscheも好きなのですが、このボトルを見た瞬間に、わけもわからずPorscheの工場にも行きたくなった(笑)。

この近辺にはレストランもあるだろうし、工場見学もできるのだろうが、先を急がねばならなかったので、早々に切り上げて、今日の目的地であるエペルネへ向かうのでした。

どうやったらこの一品を味わえるのだろうか? ミュズレもゲットしたいな!?(笑)

ONE POINT! 現地のガイド誌をGETしよう!
シャンパーニュ地方のホテルには現地情報が載っている観光冊子みたいなものが置かれている。
メゾンの開館日時やレストラン情報などもあるので、とりあえずGETしておいた方が無難です。

次回は「やっと着いたぞEpernay! Epernay到着編」…つづく。>>

VOTE

自宅のシャンパーニュは何本ぐらいある?