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シュワレビュー2007 vol.2 AYALAの6本 TOKYO X AYALAのHAPPYな関係
PART1 「AYALAの世界を体感」 PART2 「軽やかに始まるAYALA劇場」 PART3 「AYALA劇場第2幕」 PART4 「Special Interview」
PART2 軽やかに始まるAYALA劇場 そこには伝統と挑戦の競演が
AYALA 01

NV / PN: 50% PM: 20% CH: 30%

次に紹介する『ブリュット・マジュール』と同じセパージュ。ただし、こちらはドザージュ(リキュール等による糖分添加の工程)を行わないためキレのあるテイストに。
参考小売価格 6,300円(税込)

TOKYOの泡シーンを騒がせる野心作
ブリュット・ナチュール・ゼロ・ドサージュ
Brut Nature Zero Dosage

「健康を気にする女性の方におすすめしたい。Good for your diet.(微笑)」という社長の言葉に思わず微笑む割田さん。「キャビア、寿司、甲殻類などにもあいます。愛好家の方にも楽しんでいただきたいですね。これから市場の新しいカテゴリーを切り開いていくものだと思いますよ」(社長)。

なるほど「とてもキレがあり爽やか。初夏の空の下、ブランチやアペリティフに」(割田さん)。
「美味しい天然炭酸水かと思うぐらいにクリア。でも果実の香りはしっかりある」(編集部)と、そのピュアな喉ごし、香り、飲み口が楽しい。その中でも「ゼロ・ドサージュならではの酸はあるけれど、むしろふんわり、やわらかな印象が残りますね」(前田氏)。

ゼロ・ドサージュということでダイエット向きかもしれないけれど、食欲も進みそう…?

AYALAの技術と想いを素直に表現する定番品
ブリュット・マジュール
Brut Majeur

「フランスのワイン雑誌で、BEST SPARKLING WINEのひとつに選ばれたもので、こちらもロー・ドサージュです」(社長)。価格、味のバランスなど、AYALAの中でもしかしたら日本で最もポピュラーな存在になるかもしれないシャンパーニュ。

ディープシュワリスタ前田氏からは「先ほどのゼロ・ドサージュと配合は一緒なのに…まったく違うふくよかさ、豊かさがありますね。ベリー系の香りも広がります。この変化は楽しい」と、ライトシュワリスタに同じ配合でもドサージュや使うぶどう、瓶内熟成期間などで味が大きく変わる面白さを。
割田さんは「余韻が長く、ブリュットだけれども適度な甘みがホッとさせてくれる。本当にゼロ・ドサージュと全然違う。この比較は、いい勉強になるかも」との印象。ゼロ・ドサージュとの比較が、2人ともとても楽しそうな印象。

編集部からのおすすめシーンは「夫婦2人で、ちょっと贅沢なデパ地下グルメを、家のテラスで、夕陽を見ながら…」。

AYALA 02

NV / PN: 50% PM: 20% CH: 30%

AYALAのスタイルを最も顕在化させたシャンパーニュ。使われるぶどうは最良のグラン・クリュやプルミエ・クリュ。2年半の瓶内熟成を行い、さらに出荷まで4〜6ヶ月間かける。
参考小売価格 5,775円(税込)

AYALA 03

NV / CH: 100%

今回紹介するのは99年。カーヴで6年以上熟成。若さとふくよかさ、そして全体のバランスに優れたシャンパーニュ。
参考小売価格 8,925円(税込)

シャルドネに天使の羽根が生えました
ブラン・ド・ブラン
Blanc de Blancs

ここで先にいただいていたカメラマン乱入(笑)「僕、これが一番好きです。なんだか体にしみこむ感じで飲みやすい!」。社長も笑顔。「ファイン、デリケート…このシャンパーニュは素晴らしいシャルドネの表現。例えるなら天国直行のエレヴェーター(笑)」。天国直行のエレヴェーターは、ズドーンと突き抜ける爽快感ではなく、ふわーと無意識に上空に浮き上がるような感覚か。

割田さんが感じたのは「とてもきれいな酸化熟成の心地よさ。エレガントで、女性的でやわらかくて、とてもおいしいです!」。同様に「シャルドネ自体が良いのでしょうね、しっかりしているけれどしつこくない。酸味と熟成のバランスがいい」と前田氏も。

編集部おすすめシーンは「同僚、親友、そんな女性同士がゆっくり夜を楽しむとき。その開幕に」。

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