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シュワリスタ・ラウンジを支える「TCS関係者」がありのままに綴る、ここだけのウラ話や、日々のシャンパーニュの楽しみ方

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シャンパン・エヴァンジェリスト
藤田礼子

Belated Summer Vacation

11.9.27 up



遅い夏休みを頂いて、ベトナム中部の古都ホイアンへ行ってきました。16〜17世紀にかけて、日本、中国、フランスなど多くの国との貿易の窓口として栄えた港町、ホイアン。180年以上前の建築物が今も残る古き街は、世界遺産にも登録されています。





懐かしさの中に感じられる洗練は、かつてフランス領だった名残りでしょうか。お店から流れてくる音楽もシャンソンだったり。私の母方の祖先は、朱印船貿易で活躍した貿易商。ご先祖様も同じ道を歩いたかもしれないな、と考えると感慨深いものがありました。



ホイアン名物のひとつ、中国の置土産のシルクランタン。毎月旧暦14日の満月の夜には、家の電気が消され、ランタンの明かりだけが灯るのだとか。





私の旅の定番コース、現地の市場巡りにも行きました。大好きな香草類や、色鮮やかな南国フルーツ、元気いっぱいに働く女性たちの姿・・・



何を食べても美味しくて安い!中でも、タイの友人から「ベトナムのバゲットは安くて美味しいよ!」と聞いて以来、ずっと食べたかった本場の『バインミー』(ベトナム風サンドイッチ)が感動的に美味☆ 日本の専門店では500円位しますが、この辺りの屋台では、たったの40円で食べられます。ちなみに、地元産の缶ビールは1本60円程。素晴らしすぎる!

シャンパーニュは、種類が少なく金額も日本とほとんど変わりませんでした。街で見つけられたのは、テタンジェとモエ・エ・シャンドンの2種類のみ。



食べ物があまりにも安いので、シャンパーニュを頼む気にならず、ひたすらスパークリングと赤ワインをごくごく。普段、日本では、スパークリングを飲むことは滅多にないのですが、ホイアンではとても美味しく感じられたのが発見でした。香草や魚介類をふんだんに使い、爽やかで優しい味わいを持つベトナム料理には、すっきりクセのないスパークリング(但しピノ・ノワール主体)のほうが合わせやすいのかもしれませんね。

香港、インドネシア、バンコク・・・ これまで色々なアジアの国に行きましたが、個人的にアジアンリゾートで断トツ一位になったホイアン。老後に移住しちゃおうかな〜☆

藤田礼子

シャンパーニュ騎士団シュヴァリエとして、ファッション誌や企業イベント等でも活躍中のシュワリスタ。本業は、広告制作会社取締役/エグゼクティブ・プロデューサー。

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