【ConC】英国王のスピーチ
11.10.12 up
【Champagne on Cinema】と題して、勝手にコーナーにしちゃいますが、映画ででてくるシャンパーニュを取り上げよう!
で、初回はこの3連休で見た「英国王のスピーチ」。現エリザベス女王の父であるジョージ6世の実話。望まない形で国王になるジョージ6世が吃音の悩みをセラピストのライオネルとの親交を通じて第二次世界大戦という辛い時代を乗り越えて行く友情と愛情あふれるストーリーです。
詳細は、DVDをみてもらうとして・・・シャンパーニュが登場するのは、1シーンまたは2シーン。
■57分30秒頃
主人公の兄エドワードが国王になりスコットランドのお城でパーティを開催しているシーンで、フルートグラスを片手にシャンパーニュが登場。
シャンパーニュクーラーの中に入っているのも注意深く見てみると・・・推測するに、テタンジェのNVとランソンのノーブルキュベじゃないかな?(笑)
■58分35秒頃
兄のエドワードの不真面目な国王ぶりに対してジョージ6世が意見をぶつけるシーンはセラーの中。通常のシャンパーニュに飽きたエドワード国王の妻になる予定の女性の為にビンテージものを探しに行きます。
(たぶん)ブーブクリコが並ぶセラーを横目に、探し当てたのは1923年ビンテージの1品。うーん、何でしょう?
当該パーティには、チャーチル氏も参加しているので、ポルロジェか?とも思いつつ、ポルロジェがSir Winston Churchillを発売したのは1975年のメモリアルとして。なので違うな〜。通常ビンテージかもしれませんが・・・。
リチャードジュリアンさんの「4000Champagne」を参照すると1923ビンテージはそこそこの評価。ロデレールがファンタスティクと書かれているが、ボトルの形状からするとクリスタルではない。一瞬見えるエチケットは、ランスで見た超オールドなロデレールのエチケットに似ている気も・・・。なので、ロデレールのビンテージにしておきましょう!(笑)
ノンビンに飽きたらビンテージシャンパーニュを望むのは世界共通みたいです(笑)
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2010年製作 イギリス/オーストラリア合作
2011年日本公開作品
原題:The King's Speech 本編:118分
発売元:ギャガ、販売元:ハピネット
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ナヲユキ