シャンパーニュ | シュワトーク

シュワリスタ・ラウンジを支える「TCS関係者」がありのままに綴る、ここだけのウラ話や、日々のシャンパーニュの楽しみ方

シャンパン・エヴァンジェリスト
藤田礼子

お家ごはん de シャンパーニュ【有機野菜と白金豚のグリル】

09.6.15 up

紫陽花の美しい季節ですね。週末、のんびりと近所を散歩しながら「シニフィアン・シニフィエ」へ夕食のパンを買いに出掛けました。ここは、パンとワインとチーズのマリアージュをコンセプトにしているパン屋さんで、ワインやシャンパーニュの他、チーズや蜂蜜等も取り揃えています。ちなみに、こちらのお店のパンは南青山のフレンチレストラン「レ・クレアシオン・ド・ナリサワ」でも使われているそうです。

私の一番のお気に入りは、フランス産のオーガニック粉と海洋深層水を使った「バゲット・プラヌタ」。もっちりとした食感で本当に美味しい！シャンパーニュとの相性も良く、バター無しでパクパク食べてしまいます＾＾

食いしん坊の私には、パンのスライス売りも嬉しくて♪たっぷりのイチジクとヘーゼルナッツが入った「フィグ・エ・フィグ」、西洋梨を練り込んだ「パン・オ・ポワール」、ピリッと胡椒のきいた「ピカン」を購入。シャンパーニュとの相性が良かったのは「パン・オ・ポワール」。他の2種は赤ワインに合いそう。

この日のシャンパーニュは、今月リリースされたばかりのバロン・ド・ロスチャイルド。突出した個性や複雑味は無く非常にサラッとしていますので、シャンパーニュだけで味わうよりも食事と共に楽しむのが良いと思います。

メインディッシュは、有機野菜と白金豚のグリル。

ル・クルーゼのグリルパンで焼いただけなので、レシピはありません（笑）
とても簡単なのですが、ミネラル豊富な有機野菜のグリルとシャンパーニュは相性良し！シンプルにお塩だけでいただくのが私流です。
我が家で愛用しているのは、「粟国の塩」と「カマルグの天然塩」。いずれもうまみがぎゅっと詰まっていて、素材の持ち味を引き立たせてくれます。
白金豚のグリルは、醤油バターにレモンの風味をプラスしたソースで。

食後のデザートは、シニフィアン・シニフィエでパンと共に購入した3種のチーズ。

上から時計回りに「ギャプロン・アフィネ」、「シャウルス」、「サン・フェリシアン」。期待していたシャンパーニュ産のシャウルスは少し芯が残っていましたが、サン・フェリシアンの熟成状態がとても良くて美味でした☆