サーブルドール騎士団
09.10.31 up
サーブルドール騎士団という団体があるのですが、アルフレッドはここ何回かsHwAlistaの皆さんと同行させていただいています。今年もサーブルドール騎士団秋のシャピットルの時期がやってきました。
サーブルドール騎士団とはサブラージュを通してシャンパーニュ文化の保護と啓蒙
また愛好家の交流を図る会で日本では2003年より活動をおこなっています。
サブラージュとは良くパーティーなどでサーベルを持ってシャンパーニュの口を
飛ばしている動作を見かけたことがある方はいらっしゃると思いますが、それがサベラージュなのです。
実はこのサベラージュ、見かけとは違いほとんど力もいらず、コツさえつかめば誰でも簡単に楽しむことが出来ます。
2009年秋のシャピットルはタテルヨシノ銀座店で盛大に開催され、今回サブラーを叙任された方は男性4名、名誉サブラーは男性1名でした。
叙任式も楽しみなのですが、なんといっても毎度会に出されるシャンパーニュも
楽しみの一つです。今回のシャンパーニュラインアップは以下のようなものでした
1.ヴーヴクリコ イエローラベル
2.GHマム コルドンルージュ
3.ランソン ローズラベル
4.モエ・シャンドン グランヴィンテージ2003
シャンパーニュの会の面白いところは、肉料理になっても赤ワインは出ずに全てシャンパーニュで通すことです。
印章に残った料理を少しだけ紹介します。
まず魚料理からは"軽くスモークしたサーモンミーキュイ ステラマリス風"がヒットでしたほとんどフレッシュに近いサーモンですが軽い燻香がただよい、魚の臭みを消し去っていました。良く脂ののったサーモンでしたが軽く燻製したことにより引き締まった味わいに変化していました。
肉料理はなんとジビエのタルトと名して鴨や鹿を使ったものでした。最初はシャンパーニュにあうのか半信半疑でしたが、食べてびっくり!ほとんどジビエ臭さが無く肉料理と共に提供されたグランヴィンテージ2003が料理に負けずに見事にマリアージュされました。
ジビエ料理ではフザンタージュ(熟成)をおこなって供されることも多いのですが、こちらの料理は比較的フレッシュに近い肉を使って調理をしているのだとか。
ジビエファンにはフザンタージュを施した肉が好きな方が多いのですが、今回のように
老若男女集まる会では無難な牛がチョイスされることがほとんどです。このようなジビエを肉料理にチョイスすることはなかなかチャレンジングな試みで面白いですね。
さてサーブルドール騎士団のパーティは誰でも参加が可能です。
開催時期になるとHPにも会の詳細がアップされますので、是非サブラージュを
楽しんでみましょう!
サーブルドール騎士団公式サイト