禅とシャンパーニュ@京都
10.6.29 up
この土日は、京都出張。久しぶりに新幹線に乗りました。
到着後向かったのは、妙心寺の退蔵院。
妙心寺とは、臨済宗の総本山で、最も修行が厳しいとされるところ。
そこで、禅の精神を学ぶとともに、懇親会が開かれたのでした。
最初の講話は国宝の『瓢鮎図』※ヒョウネンズと読む。
「ただでさえ捕まえにくいナマズを、こともあろうに瓢箪で捕まえようとする」
この矛盾をどう解決するのか?という禅問答です。
『禅』と言うのは、「しめすへん」に「単」と書く。
『禅の精神』を一言で言うとすれば、シンプルに考え、示す。
真理、原理、根本を自分で探究するということ。
あなたなら、どう回答するか?。
答えはない。
教わるのではなく、考えるのが重要。
うーん、奥が深い。
で、お庭などを回った後に、座禅の仕方を教わりながら、懇親会。
禅の精神を学びながら、何ですが・・・ルイロデを持ち込ませてもらいました(笑)。精進料理とシャンパーニュ。一見TPOを考えてしまいそうですが、そもそもシャンパーニュは、修道院と深い関わりがあるわけで、宗教とシャンパーニュは親しい関係。まー、許してください(笑)。
ご一緒させていただいたサンプラザ中野くんも、禅の精神を学びつつ、シャンパーニュに大喜び。
梅雨の京都は、日本あじさいがとても綺麗でした〜。
しっかり帰って、翌日に備えよう!
日曜日は本番。京都大学にてカンファレンス。
ロボット工学の最先端であるジェミノイドとか若手起業家の話とか、盛りだくさんの内容でした。
無酸素登頂を行っている栗城史多くんも参加してました。7000mを超えるデスゾーンでの無酸素登頂は壮絶みたいです。すべての事を楽しみながら実現していく、彼に惚れました。8月にチョモランマに挑むようですが、『生きて戻れよ!』
で、カンファレンス後は、料亭に。テタンジェのコントドがマッチします。
白みそベースのお椀がおいしかったな〜。和食とシャンパーニュ。ここに極まれりって感じ。
食後、八坂神社に夜のお参り。
すべての事をシンプルに、複雑な世もシンプルに。
シャンパーニュ片手に禅の精神を忘れずに、邁進したいと思う京都の夜でした〜。
ナヲユキ