シャンパーニュ | シュワトーク

シュワリスタ・ラウンジを支える「TCS関係者」がありのままに綴る、ここだけのウラ話や、日々のシャンパーニュの楽しみ方

快楽ライター旅情派
編集長・岩瀬

天使のロゼ。世界最高峰のサービスの中で

12.11.6 up

フランスMOFメートル・デトル、「クープ・ジョルジュ・バプティスト」フランスおよび欧州大会優勝者に世界コンクール入賞者が、代官山のフレンチレストラン『パッション』に集結。つまりは世界最高峰のサービススタッフたち。その中で、ペリエ・ジュエを楽しむ…というなんとも贅沢な晩餐。

↑ご夫婦で最高のサービススタッフ。奥様のイングリッドさんは、パリ・ホテルスクリーブのレストラン・ディレクター、旦那様のフレデリックさんは、ホテルブリストルのレストラン・エピキュールのディレクター。この日が誕生日で33歳の若さ！

ブラン・ブリュット、ブラソン・ロゼ
ベル・エポック04に…ベル・エポック・ロゼ04…

最上のサービスマンたち。晩餐の最初にそのスーパースターたちが並んだ姿は壮観、と同時に、テーブルに着くこちらにも、プレッシャーが。ところがお皿とグラスが進むうちに、いつのまにかなにも気にならなくなる。なるほど、これこそが本当のサービスか…

出色のマリアージュは、メイン。
ベル・エポック04に、濃く甘いクッキーの様な香りのソースをまとった、これぞ正調フレンチな「フォワグラを詰めたブレス産地鶏のバロティーヌモリ―ユ茸のソースとリゾット」

これが意外な好相性。ベル・エポックのフィネスが料理にシャープな輪郭を与えて、グッと〆て、そしてまた余韻を広げる。お見事。

そしてベル・エポックロゼ04…

口に含んだ瞬間の天使のふわふわ感。ミネラルから立ち上がった雲の中にいるような気分から、余韻に少しずつ力強いパワーが。女性の休日に、成功したビジネスの後に、楽しんでいただきたい珠玉。

素晴らしいサービスの中で素晴らしいシャンパーニュをいただきました。