ウナギのたれ方式〜ノエル・ア・ラ・モードミニインタビュー
12.11.25 up
過去最大の生産者を迎えた本年度の伊勢丹ノエル・ア・ラ・モード
当然初来日の生産者もいらっしゃいます。そんな中初来日のフランソワ・ポテルさんにスポットを当ててみました。
はじめまして、フランソワさん今回ノエル・ア・ラモードで初の来日ということですが、日本のシャンパーニュ祭典の印象はいかがですか
そうですね、今回初の出店になるのですが、日本の皆さんはシャンパーニュの事に興味を非常に持っていますし、とてもよくご存知のお客さまが多い事に驚きました。
フランス人よりも香りを取ったり、味わったりということにとても関心を持たれていると感じました。
私も今回初めてポテルさんのシャンパーニュをいただいたのですが、簡単にポテル・ブリューのブランドの特徴を教えていただけますか。
ポテル・ブリューは1997年に父から私が引き継いで畑は3hを所有しています。
小さな畑ですから40000本程度しか生産しておりません。
製法に関しては熟成感をより出すためにリザーヴワインは継ぎ足しで使用しています。私は96年に畑を引き継いだのですが、その翌年から毎年・毎年リザーブワインを継ぎ足していています。これによって樽を使わなくても複雑味や奥行を引き出す事ができると私は考えています。
このリザーブワインは毎年比率を変えていますが、大よそ30〜40%を使っているので非常に味わい深いものになっていると思いますよ。
日本でいううなぎのたれ方式ですね。さて現状3種類のキュヴェを販売されていますが、今後新しい展開などありましたら教えていただけますか。
実は2016年に新しいキュヴェを出そうと考えています。非常に生産量は少なく2500本程度しか作れないのですが、ブラン・ド・ブランをリリースする予定です。
フランソワ・ポテルさん。新宿伊勢丹のノエルの後は京都のノエルにも顔を出すそうです。東京でお話しできなかった方は京都でもまだチャンスがあるようです(お店に立つのは1日のみのようです)