テタンジェ2days-1 クロヴィス・テタンジェ氏初来日
11.9.7 up
シャンパーニュが誇る名門メゾンのひとつテタンジェ社。
メゾンを率いる当主、ピエール・エマニュエル・テタンジェ氏を支える
重要人物の一人である、取締役輸出部長、そして葡萄栽培家との窓口を務める長男
クロヴィス・テタンジェ氏が「ついに」初来日。
長女で自らモデルとしても活躍しPR役として世界を駆け回るヴィタリーさんとともに
「ファミリーネームをボトルに刻む誇り」を胸に、両輪として活躍されている
クロヴィスさんですが、ピエール・エマニュエルさん、ヴィタリーさんの快活さとは
また違う物静かで、優しげな雰囲気が印象的。
しかし、一転、記者たちの質問が「グラン・クリュの未来」、「マリアージュとは?」
といったシャンパーニュに関わるテーマになると、饒舌に、信念をこめた熱弁へ。
帝王学を授かった、というよりも、ご自身のDNAに、シャンパーニュ、テタンジェを
受け継ぐものとしての誇りを自然に刻み込んできた…ということかもしれません。
今回は、プロモーション、ビジネスミーティングの他に
様々なイベントなど精力的に初めての日本でのスケジュールをこなしていますが、
そのうちシュワリスタ・ラウンジは
◇新作コレクションボトルのお披露目プレスカンファレンス
◇第45回ル・テタンジェ国際料理賞コンクール・ジャポン2011の授賞式&懇親会
◇来日記念ディナークルーズ
に参加。
テタンジェ家の今とこれからを支える「テタンジェ次代のリーダー」の
横顔を、これらの模様と絡めながらご紹介していきます。
クロヴィス・テタンジェ氏 略歴
1978年5月12日、フランス シャモニー・モンブラン生まれ
ピエール・エマニュエル・テタンジェ氏とクレール夫人の第一子で長男。
ランスで育ち、パリ ソルボンヌ大学で歴史の修士号、リールのビジネススクールで学ぶ。
ビジネススクール卒業後、銀行などのコンサルタント、自ら起業した不動産、ホテルビジネスの会社を経営するなど7年間のキャリアを積み、2007年よりテタンジェ入社。
趣味は読書。日本文学にも興味。3人の父親でもある。
余談1
最近読んだ日本の作品では
宮部みゆきさん、小川洋子さんなど
過去には遠藤周作さん、江戸川乱歩作品などにも触れたとのこと。
なかなかのセレクトですね。
余談2
早速シュワトークにてナヲユキ氏が昨日の
ル・テタンジェ国際料理賞コンクール・ジャポン2011
の模様を紹介しています。
確かに、フレンチレストランの腕利き、重鎮が審査委員としてここに集った豪華な料理コンクール。
昨日だけは、フレンチレストランの予約は避けたほうが良かったかもしれません(笑)