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シャンパン・エヴァンジェリスト
藤田礼子

ル・コルドン・ブルーのお料理教室

11.9.12 up

近頃、外食の機会がめっきり減って、おうちご飯中心の生活。そろそろ本格的にお料理を学んでみようと思い立ち、ル・コルドン・ブルー代官山校の一日体験講座に参加してきました。

講師は、ル・コルドン・ブルー代官山校主任教授のベルナール・アンクティルさん。1982年には、フランス大使館でミッテラン大統領と昭和天皇の晩餐会シェフを務めたという輝かしい経歴をお持ちの一流シェフです。



この日教えて頂いたのは、『鰯のミモザ風ファルシ、赤ピーマンのクーリ』



先生の実演授業を見た後に、個々で実践に移ります。レシピ本では知ることのできないプロならではの細かな下ごしらえや手際を真近で見られるのは、とても勉強になりますね。



実は私、お魚をさばくのが初めてで、身を崩さずに骨を外す作業で四苦八苦(笑)周囲の皆さんは手際が良くて、最初から完全に落ちこぼれ状態だったのですが、3名のアシスタントの方々が、個々人の作業を細かく確認しながら丁寧に指導をしてくださるので、4匹目あたりから徐々にスムーズに作業を進められるようになりました。







ファルス作りから、ようやく自分本来のペースを取り戻して楽しめる余裕が出てきました。ファルスを乗せた鰯をオーブンで焼いている間に、赤ピーマンのソースとガルニチュールを学びます。赤ピーマンは中の白い所をきちんと取りましょう、とか、緑のピーマンはソースには適さない、とか、ドレッシングの味見は野菜の切れ端につけて行いましょう、とか、ヴィネグレットは思いきり乳化させる、とか、そんな調理の基本中の基本も、私にとっては目からウロコの新しい知識ばかり。

そして完成!感激もひとしお☆



今回の講座を通して、日頃は見ることのできない料理人さんのご苦労を、ほんの少しだけ垣間見たような気がしました。料理って、体育会系!キッチンって、戦場だ!

「このお料理には、白かロゼのワインが合うと思います。夏っぽくね!」という先生からのアドバイスを参考にして、帰宅後、キンキンに冷やしたピノ・ノワール主体のピエルソン・キュヴリエ キュヴェ・トラディショナルを合わせてみました。脂の乗った鰯&爽やかで香り高いエストラゴンが効いたソースに、うん、バッチリ♪ 本格的なビストロご飯になりました。



幾つになっても、初めての体験には心躍るものですね。これからも、いろんなドキドキや達成感を、人生のエッセンスとして積極的に取り入れていきたいと思います☆

藤田礼子

シャンパーニュ騎士団シュヴァリエとして、ファッション誌や企業イベント等でも活躍中のシュワリスタ。本業は、広告制作会社取締役/エグゼクティブ・プロデューサー。

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