【NOEL】ベージュ アラン・デュカス東京から 前編
08.11.18 up
シャンパーニュ・ラヴァーのマストイベント、
伊勢丹 新宿の「ノエル・ア・ラ・モード〜シャンパーニュの祭典〜」(以下ノエル)、
いよいよ11月26日(水)からスタート!(12月2日(火)まで)
■参考:シュワリスタ・ラウンジ昨年の記事
http://shwalista.jp/special/071114/index.html
何でも日本全国のシャンパーニュ・ラヴァーたちは、ノエル休暇をとったり、ノエル貯金をしてこのイベントを楽しみにしてるのだとか。もちろん我々シュワリスタ・ラウンジ メンバーも今からリストを見ながらわくわくしています。
そこでこれから開催まで、そして開催期間、シュワトークではメンバーそれぞれのノエルへの期待、見どころなどを掲載していきます。要チェックですよ!!
〉〉ノエル・ア・ラ・モード関連記事はタイトルに【NOEL】と書かれています!
□
さて、ノエル開催に先立ち、伊勢丹アイカード所有者向けのプレイベントが行われました。
『ベージュ アラン・デュカス東京 で愉しむ至極のシャンパーニュの夕べ』
昨年は別のレストランで行われたイベントですが、今年は本格的シャンパン人気+企画の良さなのでしょうか、かなりの応募があったようで、プラチナシートであったとのこと。今回は私もお仕事ではなく、1アイカード所有者としての応募だったのでいけるかどうかひやひやしていたのですが、幸運にも当選。ところが実はこの日、福岡出張があり、翌日は朝から大阪。本当であれば福岡で泊まるか夜のうちに大阪へ移動がベストだったのです。でも、やっぱり抵抗できません(笑)。福岡での予定を早々に切り上げて羽田→銀座。当選したことで運を使い果たしてないだろうなあ、と思って臨んだイベントでしたが…うーむ、ここまで素晴らしいプレゼンテーションをされちゃうと…今年の運、全部使い果たしたとしてもしょうがなかったかも(笑)。
供されたシャンパーニュはノエル本番でも登場する15種類。これにベージュ アラン・デュカスの料理…、その情報だけで圧倒されるわけですが、このマリアージュを石田ソムリエが見事にコーディネート。圧倒を幸せに変えてくれるマジック。さすがトップソムリエです。
ウェルカムで供されたのは7種類。内3種をいただきました。
エリック・シュレイバー グランド・リザーブ
〉〉幸せでピュアなウィスキーの水割り。最初に美しいミネラルウォーターの奥からふわっと静かに漂ってくる木樽の芳香。そして徐々に力強いフレッシュ感。食前酒としてだけでなく、2軒目のバーの1杯目でも。
ジョルジュ・ラヴァル ブリュット・ナチュール
〉〉ノンドセ好きの編集長。これぞその魅力がわかりやすい作品。PN58%、シャルドネ42%、年間生産量10000本。まるでムルソーのライト版のような香りと飲み口。果実の素直さがそのあとに。さわやか、でも高級ヴィンテージのテイスト。しばらく放っておくとパウンドケーキのような重厚な甘み。変化も楽しい。
ペユ・シモネ キュヴェ・セレクション ブリュット〉〉典型的な複雑味が楽しいシャンパーニュ。NM高級ブランドの風格を持ちながらも、農産物のぶどうとしての力強さも感じさせてくれる荒くれ感は失っていない。メインの料理、特にリアルミート、ジビエとあわせるぐらいが楽しそう。タフ&エレガント。PN好きにおススメ。
ん〜さすがの伊勢丹セレクション。小規模生産者の逸品を一気に楽しんだり、まとめ買いをするなら、やっぱりここなんだなあ、と。このほかに、伊勢丹 新宿ではおなじみになった、マリー・ノエルをはじめ、ルブルン・セレブネイ、アリストン、ジョゼ・アルディナなどが並びました。テーブルで同席した方々にお話を聞くと、とても個性がわかりやすく、おいしく、そして勉強になります、との感想が。そう、シャンパーニュって本当に個性的。それをさりげなくわからせてくれるウェルカム・シャンパーニュのセレクションでした。
後篇に続く