【NOEL】ベージュ アラン・デュカス東京から 後編の1
08.11.20 up
そして会はいよいよディナーへ。
ここからめくるめくシャンパーニュの競演、なんとデザートまで7つのお皿に10種のシャンパーニュ。それもほとんどがプレスティージュ。はぁ(溜息)。
あまりにも脳みそがとろけるほど楽しかったので今回の文章は、かなりカジュアルに行きます。
さてさて、そのオープニングを飾ったのは、
なんといきなりの
ドゥーツ アムール・ド・ドゥーツ1999
しかも合わせるお皿は香りの強い
セロリのヴルーテ 黒トリュフの香り
正直思いました。この組み合わせはないんじゃない?って。繊細で白い花の可憐なフローラルなアロマとド香草。
ところが、ところが…これが素晴らしいハーモニー…というよりケミストリー。ものすごく新しい世界が口の中と目の前に広がり、ちょっとパニック状態。
これの組み合わせを常識外だと思っているのはまさか僕だけ??
あわててスタッフさんに、「どうしてこんな組み合わせを考え付いたんですか?」と食らいつかんばかりに。スタッフさん、さすがのほほえみの後、
「では石田(シェフ・ソムリエ)を呼んでまいりますので」
あ、いえ、そんな、ものすごい恐縮です…
ここで石田様(なんかこう書きたくなるんですよねえ…)さっそうと登場。
「正直にいえば…このあとアレとアレがでますでしょ?そうするとアムール・ド・ドゥーツの登場はここが一番良いかなと、パズルみたいなもので(微笑)」
いや、それにしてもセロリと黒トリュフと合わせて、なお、こんなに魅力を感じさせるなんて…
「結構、いいですよね(また微笑)」
結構なんてもんじゃありません。忙しいところを捕まえてすいませんでした…。
そして続いて登場は
ルイ・ロデレール クリスタル ブリュット2002
まったく関係ない話をします。火曜日に東京ドームでBILLY JOELを見に行ったんです。1曲目THE STRANGER、2曲目 PRELUDE/ANGRY YOUNG MANというセットだったのですが、これ僕だけの感覚だと思いますけど、この日の1、2グラスは同じような驚きとそしてたまらない流れ。ちなみにBILLYの3曲目はあれで、こちらはあれで…それも実はかなり僕としては…
ということでこのネタ、次回もひっぱります。
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