Dampierreというシャンパーニュ
10.6.15 up
Dampierre(ダンピエール)というシャンパーニュを知っている人が日本の中に何人いるだろうか? ダンピエール家は700年以上の歴史を持つコニャク地方に城を構える名門伯爵で1880年頃からシャンパーニュ生産を始めたとの事。まだ日本ではほとんど入荷されていないこのシャンパーニュ。今回、Prestige 2004、Prestige 1988(ともにブラン・ド・ブラン)、そしてNVのグラン・キュベとロゼの4本を六本木のshu!で飲ませていただいた。
Prestige 2004、Prestige 1988は、コルクが金具ではなく、麻ひもで留められており、それを付属の金色のハサミで切って開栓。この儀式じみた抜栓方法が、なんとも官能的です。
麻紐でシャンパンのコルクを十字に留める「フィスラージュ」という技法は、1735年に当時の国王ルイ15世によって、シャンパンの品質管理に関する法令として定められました。キリスト教国であるフランスでは「十字」には特別な意味が込められおり想いを込めてシャンパンを封じる、という熱い想いが込められているのです。(via Dampierre)
(↑ 奥はパイパーのジャンポール・ゴルティエのボトルですが何か共通点があります。)
葡萄はコート デ ブランのグラン・クリュのシャルドネを使用してますから、もちろんお味はエレガントでした。
■Dampierre
http://www.dampierre.jp/
-sHwAlista LOUNGE
-中川直樹