シャンパン・メゾンが手懸けるスパークリング
10.6.24 up
シャンパン・メゾンが手懸けるスパークリングワインといえば、モエ・エ・シャンドン社の「ドメーヌ・シャンドン」、「グリーン・ポイント」がよく知られるところですが、最近、こんなスパークリングに出会いました。
著名ワインジャーナリストの方々とtwitterでお話している中で即買いを決めた「ダブル・ファランギーナ メトード・クラシコ」は、ジャック・セロスの当主 アンセルム・セロス氏とイタリア・カンパーニャ州を代表するワイナリー<フェウディ・ディ・サン・グレゴリオ>のコラボレーションから誕生したスプマンテ。酸は弱く、シャンパーニュに期待するようなシュワシュワ感は無いのですが、これほど余韻を長く感じたスパークリングは初めてかもしれません。甘くふくよかな果実の香りと味わいには、テロワールや葡萄の可能性を最大限に引き出すアンセルム氏らしさが光っていました。
友人のアメリカ出張土産にいただいた「マム・ナパ ブリュット・プレステージ」。G.H.マムがナパのワイナリーと提携して作っているスパークリングだそうで、エチケットにはコルドン・ルージュ(赤いたすき)が描かれています。財政難のイギリスでは公式晩餐会で振舞うシャンパーニュをこちらのスパークリングに切り替えたとか。
そして、今一番気になっているのが、週刊モーニングに連載中の『神の雫』#252に登場したロワールのスパークリング「ラングロワ・シャトー・クレマン・ド・ロワール・ブリュット・ロゼ NV」。そのクオリティーの高さに驚愕したボランジェ社が1973年にシャトーを買収したのだそうです。
シャンパン・メゾンが手懸けるスパークリング、探したらもっとありそう。
デイリー用に美味しくてお財布に優しいお気に入りのスパークリングをみつけたいな〜☆