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シュワリスタ・ラウンジを支える「TCS関係者」がありのままに綴る、ここだけのウラ話や、日々のシャンパーニュの楽しみ方

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エグゼクティヴ・プロデューサー
中川直樹

Dom Pérignon を考える。Enotheque ROSE登場

10.8.8 up

この春、発表され最近やっと市場に出始めたDom Perignon Enotheque ROSE 1990。先日、飲む機会に恵まれました。90年組の「真打ち登場」といった感じでしょうか。笑

90年の葡萄はご存知の通り最良で多くのメゾンが素晴らしいシャンパーニュを出しています。
しかしながら、20年の時が裁ち。最近では、90年物を開けてもピークが過ぎたなぁと感じるものも多くなってきた印象を受けておりました。

そんな中、20年の時を越えて登場したエノテークのロゼ。
昔から、ドン・ぺリニヨンのロゼは古いヴィンテージを少し冷やしてデザートの変わりにと決めておりますが、今回はエノテーク。どんな感じなのだろう?と、とても期待を膨らましながら口に含んでみました。





(黒塗りのケースも凄くいけてるわけです。もちろん記念に持ち帰り。笑)



初めてでしたので、いきなり、「好きか、嫌いか?」と言われても困ってしまう、希少性。
ドン・ぺリニヨンを選ぶ上で、20年以上たったヴィンテージのロゼを選ぶか、
このエノテークのロゼを選ぶか?と、言われて、なんと答えればよいのでしょう。


僕の中で、答えはまだ、でておりません。。。


ただ、間違いなく、エノテークのロゼをチョイスするという行為は、「メトロ鯔背(イナセ)」笑
(分かりづらい表現ですみません)


エノテークならではの洗練感と芳醇さをきちんと含みながらもドン・ぺリニヨンならではの底力、更なるエイジングにも絶えうるポテンシャルを十分に秘めている事も確かです。



更に10年後が楽しみです。


エノテークのロゼ1990、そして一緒にいただいたエノテーク1995。改めて、僕はドン・ぺリニヨンは長く寝かせたヴィンテージが好きなのだと実感しました。


-sHwAlista LOUNGE
-中川直樹


中川直樹

TCS(トーキョー・シャンパーニュ・スタイル )発起人。シャンパーニュとシガーと古いアルファロメオを愛してやまない、シュワリスタ。本職はアート・ディレクター

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