5月30日(金)恵比寿/渋谷と1969年
08.6.1 up
金曜日の夜は、仕事を最もしたくない時間帯である。雨も降っていて気分もどんより。時計を見ると10時30分。こんな夜は、shu! salonへ立寄り和食か軽いイタリアンと、預けてあるドゥミサイズの何かを飲んで帰ろう。。。と思ってたところに、タイミングよく岩田さんから連絡がはいる。
「中川さんと同い年のシャンパーニュあいてますから宜しかったらいらしてください」
なんと、グッドタイミング。そんな素敵なシャンパーニュがあるのなら。。と、結局お寿司のデリバリーを頼む。
到着まもなく、タイミングよくお寿司も登場。果たして、同い年のシャンパーニュって?
「KRUG 1969」
30年以上前にリリースされたこのシャンパーニュ。 小樽熟成期間を含むとざっと39年くらいの月日がたっているわけで、樽熟香もとても感慨深いものを感じました。
自分の歴史と共に生きぬいた葡萄。流石、KRUGです。「今も素晴らしいですが、白ラベルの頃のKRUGは本当に素晴らしい」その葡萄の力強さを頂き憂鬱な雨の夜が一転、活力みなぎった夜になりました。
今宵の主役は、食でなく、もちろん、シャンパーニュ。
余韻に浸っていると、口直しにと、マグナムボトルからもう一杯のシャンパーニュがつがれました。
guess what?笑
シュワリスタな皆さんはお分かりですよね。笑
どちらかというと、普通に飲んでも濃厚なこのシャンパーニュ。KRUG 1969の後にはさっぱりめの、ちょうどよいデザートとなりました。
そして、お腹も気持ちも一杯になると、どうしてもシガーを燻らしたくなります。シャンパーニュを楽しむ他のメンバーさんもいらっしゃり、一人、渋谷のル・コネスールへ移動する。
Montecristoのエドモンドをチョイスして、〆に何を飲もうかと悩みながら、なじみのバーテンさんに、近々、サイトで企画しているシャンパーニュとシガーのマリアージュについての話をしていると、
「中川さん、うちのこの夏のスペシャル・モヒート試されましたか?」
「いや、まだだけど。じゃ、それ、下さいな。」
しばらくして、でてきたのは、なんと、
「シャンパン・モヒート。」
(写真がなくてごめんなさい。)
やられました。目からウロコです。
ここ最近、シャンパンを知れば知るほど、シャンパンを使ったカクテルに対してあまり肯定的ではありませんでした。丁寧につくられた香り味わい豊かな液体に他のものを混ぜるなんて!という思いがシャンパーニュを知れば知るほど強くなっていったのです。
また、モヒートも色々なフレーバーとともに種類も豊富です。先日、ホテルのバーで、シャトー・ムートンのカシスを使ったモヒートをだされた時には、その贅沢さに驚きました。しかしながら、結局、どうの、こうの言ってもミント沢山の普通のモヒートが美味しい。
そんな事を思っていたが、目の前に、あっけらかん、とだされた、シャンパン・モヒート。
ラムにミントにシャンパーニュ。味わいを足すために若干のグレープ・フルーツのフレッシュ。
モヒートとして、どうだ。ではなく、シャンパーニュとシガーを結びつけてくれた事に感動。
また、これが、合うんだな〜
当たり前か。笑
間違いなく、僕の定番(AAA+)に仲間入りです。
そして、このページを見てくださってるシガー好きのみなさん、
シャンパーニュをグラスでだしてくれるバーは沢山あるはず。
自分だけのシャンパン・モヒートオーダーしてみてください。(もちろんsHwAlistaを思い出しながらね。笑)
「シャンパン・モヒート」を合い言葉にシュワリスタのシガーの輪を広めようではありませんか!
僕は、モヒートに混ぜるシャンパーニュの自己研究に入ろうかな。笑