ソフィア国立歌劇場『トスカ』
12.11.18 up
東京文化会館に、ソフィア国立歌劇場オペラ『トスカ』を観に行きました。数あるオペラの中でも個人的に大好きな演目のひとつ、『トスカ』。主たる演者全員が死んでしまう悲劇的な物語ではありますが、プッチーニ作品はとにかく甘く美しい。
Photo via Japan Arts Corporation Official Web Site
この日、特に印象に残ったのは、カヴァラドッシ役のマルティン・イリエフ氏のドラマティックなテノール。佐藤しのぶさん演じるトスカも、内に秘めたひたむきな純真さが表現されていて素敵でした。アレッサンドロ・サンジョルジ氏率いるオーケストラ、舞台中央に掲げた大きな十字架を駆使するミニマムな現代的演出も素晴らしかったです。
オペラ鑑賞の楽しみのひとつ、幕間のシャンパーニュには『ニコラ・フィアット』のロゼを。
プレステージ・キュヴェ『パルムドール』のボトルには、創業者ニコラ・フィアット氏がニューヨークでビジネスを学んでいる時代に通った、とあるオペラハウスの魅力的な黒人ソプラノ歌手がいつも身に着けていた黒真珠の首飾りにインスパイアされて作られたというロマンティックなエピソードがあります。彼女はどんな歌声をしていたのだろう...。
オペラとシャンパーニュの関係、深いです☆