東京都現代美術館『アートと音楽』展
13.1.2 up
Photo:Content Restaurant @ 東京都現代美術館
東京都現代美術館で開催中の『アートと音楽 - 新たな共感覚を求めて』展へ行ってきました。この展覧会では、現代アートを中心に、「音楽」と「視覚芸術」が交錯・連動して生まれる多様な作品群を展示。その密接な関係性と表現領域の広がりの発見を通して、我々に見ること・聴くことの本質的な意味を問いかけています。総合アドバイザーは坂本龍一さん。
個人的に最も印象に残ったのは、セレスト・ブルシエ=ムジュノさんのインスタレーション。青いプールに浮かべられた大小様々な白磁の皿がぶつかり合う様は、グラスの中で静かに弾けるオールドヴィンテージ・シャンパーニュの泡のようで。不規則でありながらも永遠に続くその音色は、自然界が奏でる和音のようにも聞こえます。ただ静かに、目を閉じて感じていたいと思わせる美しい作品。
"アートと音"からの繋がりで、現代美術を中心とする森美術館を協賛していることでも知られるニコラ・フィアットのTVCMをご紹介します。制作はソフトバンクの『ホワイト家族』等を手がける電通の澤本嘉光さんチーム。世界最大級の広告賞・カンヌ国際広告祭【アルコール・ビバレッジ部門】で銅賞を受賞しています。しかしなんといっても、この斬新なアイデアを承認したメゾンが凄い(笑)
2013年、皆さまにとって笑顔に満ち溢れる素敵な一年となりますように☆