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シュワリスタ・ラウンジを支える「TCS関係者」がありのままに綴る、ここだけのウラ話や、日々のシャンパーニュの楽しみ方

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シャンパン・エヴァンジェリスト
藤田礼子

鎌倉へ

09.7.20 up



北鎌倉の建長寺で行われている坐禅会に参加してきました。

坐禅の目的は、「思いを放つ」ことにあります。目にするものにも、耳にする音にも、心に浮かぶ思念にも、流されず、引き込まれず、惑わされず。一回の坐禅は「一本の線香が燃え尽きるまで(約30分)」とされていて、それを二回繰り返します。情報過多な日々の生活において、心を「無」にして内面をみつめ直す時間は、何ものにも動じない強い自己を形成することに繋がる貴重で尊いもの。私は7年程ヨガを続けているのですが、ヨガの瞑想とはまた違った心地好い緊張感や自然との一体感をより直接的に感じられるところに魅せられて、定期的に通うことを決心。

そして「禅寺」と言えば、雲龍図。ここ建長寺の法堂では、日本画家の小泉淳作氏によって描かれた約80畳にも及ぶ迫力の天井画が見られます。「お酒好きな神様」としても知られる龍神様に、「これからもシャンパーニュと人との素敵なご縁に恵まれますように」と祈願。



先頃日本で開催されたシャンパーニュ騎士団叙任式典では、建長寺と同じ禅の宗派の一つである臨済宗相国寺派七代管長で金閣寺・銀閣寺のご住職を兼任されている有馬頼底氏が名誉オフィシエを叙任されました。シャンパーニュと禅には、知る人ぞ知る深い繋がりがあるのです!次に京都を訪れる際には、相国寺の雲龍図を見に行きたいな。


その後、江ノ電に揺られて稲村ケ崎へ移動。
湘南の海を一望できる「海菜寺(ウナジ)」で、日没の時間を楽しみながらディナー。
地元鎌倉で採れた新鮮な食材を使ったお料理を堪能しました。





坐禅によって感覚がリセットされ鋭敏になっていたのか、目の前の海や食材から漂ってくる香りの繊細さがいつにも増して強く感じられて。「いつもよりテイスティングが上手くできるかも!?」と思ったのですが、ワインリストに泡は無し。素敵なテラスがあったのに、残念。
で、帰宅後、クリュッグのハーフで〆。



心身ともに癒された一日でした☆

藤田礼子

シャンパーニュ騎士団シュヴァリエとして、ファッション誌や企業イベント等でも活躍中のシュワリスタ。本業は、広告制作会社取締役/エグゼクティブ・プロデューサー。

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