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シュワリスタ・ラウンジを支える「TCS関係者」がありのままに綴る、ここだけのウラ話や、日々のシャンパーニュの楽しみ方

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シャンパン・エヴァンジェリスト
藤田礼子

シャンパーニュ・レポート in ロンドン FINAL

12.4.17 up

シャンパーニュ・レポート in ロンドン最終回でご紹介するのは、この2軒。

まずは、レストラン『Bob Bob Ricard』。このお店の何が凄いかと言うと、全てのテーブルに"シャンパン・ボタン"がついている!



「ファンファーレでも鳴るのかしら?!それとも紙吹雪?!」と期待したのですが(笑)、ウエイターが飛んでくるだけだったのにはちょっとガッカリ。でも、こんなボタンがある位ですので、シャンパーニュは充実の約20種類がオンリストされています。グラスで頂けるのは、ポル・ロジェ、アヤラ ロゼ、ボランジェ・グランダネの3種類。力強さを感じさせるセレクションは、お肉料理を得意とするお店ならではでしょうか。



私は、牛ステーキ&黒トリュフのマッシュポテトに、アヤラのロゼを合わせました。

最後は、英国ロイヤル・オペラハウス。イギリスの指定建造物にもなっている4階建て円形歌劇場は、今から150年以上も前に造られたもの。収容人数は2000名程度と小さめですが、日本では絶対に味わえない華やかさと重厚感は体感すべし。



こちらで鑑賞したのは、ヴェルディのオペラ『リゴレット』。好色なマントヴァ公爵の放蕩生活を描く一幕でのエロティックすぎる演出にビックリしましたが、これを楽しみに何度も訪れている人も多いらしく公演回数400回以上のロングランとなっているとか。気になる方は是非現地でご覧ください(笑)


photo by Johan Persson / ROH

で、二幕目が終わり、「幕間にはやっぱりシャンパーニュよね♪」と向かった先が凄かった。リュイナールのロゴが燦然と輝くスタンディング・シャンパンバーがドーン!大きい!



昨年秋にオープンしたばかりの『Paul Hamlyn Hall Champagne Bar』。
どうやらMHDさんがフルスポンサードしているようですね。リュイナールの他、ドン ペリニヨン、クリュッグがありました。また、短い時間でも楽しめるように、サンドイッチなどの軽食やスナックも用意されていました。





目の前にいたゴージャスカップルの真似をして、リュイナールBdBと桃で作ったベリーニを注文。爽やかな酸味で美味しかった。次に来る時は、レストランでゆっくりお食事を楽しみたいな。



全5回に渡るロンドンでのシャンパーニュ・レポート、お付き合い頂きどうもありがとうございました。ひとつのテーマを持って世界を見ること、また、アートやシャンパーニュといった共通の話題で異国の人たちと語り合うことは、本当に楽しく刺激的で勉強になりました。

また一生懸命働いて、世界のシャンパーニュ事情を探りたいと思います☆

藤田礼子

シャンパーニュ騎士団シュヴァリエとして、ファッション誌や企業イベント等でも活躍中のシュワリスタ。本業は、広告制作会社取締役/エグゼクティブ・プロデューサー。

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