『レ・セゾン』で過ごす薔薇色の時間
11.3.8 up
帝国ホテルのメインダイニング レ・セゾンで開催中の『La vie en Rose (薔薇色の人生)』ディナーに行ってきました。
『La vie en Rose』は、レ・セゾンのティエリー・ヴォワザンシェフとローラン・ペリエ社のジャン・クリスチャン日本代表が【ロゼ】をテーマに考案された企画で、コース料理の一品一品がローラン・ペリエ ロゼとのマリアージュを考えて作られているのはもちろんのこと、セニエ法で造られるローラン・ペリエ ロゼの美しい色合いにふさわしく、すべてのお料理にほんのりピンク色があしらわれている粋な演出も見逃せません。コースの内容は・・・
アミューズグール(2品)
タラバ蟹を自然なままで ショウフロワ仕立て キャヴィア添え
赤座海老のラヴィオリ マンゴーのコンフィとトマト 胡椒の効いたムース
富士山麓の鱒をラードでくるんで 玉葱とビーツのラッケ 酸味を効かせた林檎
鹿肉を2種類の調理法で 背肉のピンクペッパー風味と腿肉のシヴェ
ショコラ入りピスタチオ白玉 マンゴーシャーベット(口直し)
・・・と、ここでレ・セゾンからサプライズプレゼントのバースデイケーキが!!
先週、私が誕生日を迎えたことをご存知だったのです。感謝感激☆
カリカリの殻につつまれたライチ フランボワーズ ローズ
最後は、カフェと自家製ショコラでクロージング。このコースには、ローラン・ペリエのロゼがグラス一杯ついてくるのですが、期間中はボトルの価格も通常よりお安く提供されています。私は、アペリティフとしてゴセ・ブラバン(グラス)、アミューズグールにクリスタル2004(グラス)、オードブルのタラバ蟹からローラン・ペリエ ロゼ(ボトル)、鹿肉には赤ワイン(グラス)を合わせて、デセールに再びローラン・ペリエ ロゼ、といった流れで楽しみました。いずれもため息がでるほど素晴らしいマリアージュでしたが、中でも、ローラン・ペリエ ロゼと【赤座海老】は最強!!の鉄板マリアージュでした。
シャンパーニュ地方の迎賓館といわれる『レ・クレイエール』で17年に及ぶ経験を積み、シャンパーニュとフレンチを知り尽くしたティエリーシェフと、世界的評価の高いローラン・ペリエ ロゼが奏でたマリアージュの素晴らしさはもちろんのこと、この日我々のテーブルを担当してくださった、櫻木チーフソムリエの素晴らしいサービスともてなしで一層心地好く楽しい時間を過ごすことができて、心まで薔薇色に染められた気分に♪
レ・セゾンの入口には、ブリア・サヴァランの『新しい御馳走の発見は人類の幸福にとって天体の発見以上のものである』という言葉が掲げられているのですが、【新しい御馳走】とは、「料理」「シャンパーニュ」「おもてなしの心」が一体となって繰り広げられるこの日のような至高の体験を意味しているのかもしれません。
今回のディナーをご紹介くださった青木冨美子先生にも、心より御礼申し上げます。
期間限定のスペシャルコース『La vie en Rose』ランチ&ディナーは、ホワイトデイの3月14日(月)迄の開催。読者の皆さまも、是非レ・セゾンで薔薇色の時間をお過ごしください☆