シャンパーニュ | シュワトーク

シュワリスタ・ラウンジを支える「TCS関係者」がありのままに綴る、ここだけのウラ話や、日々のシャンパーニュの楽しみ方

エグゼクティヴ・プロデューサー
中川直樹

15日（土）は長い一日だった。

07.12.27 up

最近、この月になると悩む事がある。
それは、毎年、年末に会社で年越し用に蕎麦を打つのだが、ここ数年、毎年、不味くなってきてるのである。笑これは「いかん！」と、いう事で、今年は年末前に修行に行く事にした。とは言っても築地の「そばアカデミー」の体験コース。今更、体験でもないのだが、料金が安いし（5250円）基本が肝心。と、思って朝から築地へ。

重要なのは最初の加水、水回しです！ここで9割決まるんですね。

■PM 2: 00

蕎麦修行が無事終わり（はや！笑）夕方から始まる飲み会に備え？！日比谷線で六本木のミッドタウンへ。
RESTIRをちょっと見て、lucien pellat-finetへ。買うつもりはなかったけど、気がつけば、店員に「すみません、サイズ見てもらっていいですか？」笑けど、結局、自分のサイズがなくセーフ。散財ふせげました。笑

■PM 5: 00

麻布十番「tiQuoi」へ移動。本日の飲み会ラリーのスタートです。
まずは、マガジンハウスの人たちとの「シャンパンブラインドテイスト大会＆七輪焼き」

これは、BRUTUSの11月15日号の特集と同じ「最高のシャンパンを選べ！」をソムリエじゃない皆でもやってみようよ！と、いう企画。12本のシャンパンを筒で覆い、更にアルミホイルでくるんで、まったく紙面上と同じやり方でやりました。
ちなみに僕は惨敗。アランロベール90年すら、まったく分からなく、椎茸くさくて嫌だな～なんて叫んでおりました。笑

■PM 11: 00

六本木、岡ちゃん「champagne bar」のパーティへ顔をだす。
既に外まで人が溢れている状態。
さっきまでチクワにいた人たちも加わり、また、シャンパンを飲みだす。何をあけたか覚えていない。笑

■AM 3: 00

友人に誘われ西麻布のYELLOWの16周年パーティへ行く。
DJ は、なんとDavid MoralesとFrankie Knuckles (Def Mix)。自分とした事が、すっかりこの情報抜けていた。

中で意外な人物たちとも遭遇する。15年前にNYのライムライトやトンネルでよく見かけていた日本人。一応顔見知りという事もあってお互い、びっくりする。「名前、なんだっけ？今でも現役なんじゃん。OK。OK。」と、まあ、こんな感じも昔とまったくかわらない。顔とニックネームはわかるのだが、実際、何やってる人なのか分からないし、お互い知ろうともしなかった。当時のクラブ事情ってこんな感じで、業界系の有名人と知り合って何かチャンスやきっかけを作る事が大事だった。

フランキー・ナックルズのプレイが終盤に差し掛かりホイッスルソング（FRANKIE KNUCKLES / The Whistle Song）が流れる。

いつ聞いても良い。15年前のNYにタイムスリップする。目をつぶりながら踊り続けると涙が出てくる。時がたつのは早いものだ。

NYをひきはらい、イエローキャブで泣きながら渡ったミッドタウントンネル。エンパイアは振り返れなかった。
東京で一旗あげてNYに帰るんだ！との決心。振り返ったら二度と戻ってこれないような気がした。

あれから10年か。。。

懐かしい曲の中にうもれながら当時の光景が目の前に広がる。

そして、更なる曲へ期待がかかる。
今回は流してくれるのか？あの曲。どうなんだ？！

やっぱり、きました！何度聞いても感動です。

シャンテ・ムーアのThis Time。

■AM 6: 00

家路につく。
昔から、何も変わっていない自分、再確認した夜でした。