Home > 連載 > センス・オブ・シャンパーニュ「Sean McCall」
センス・オブ・シャンパーニュ
“美”、“洗練”そして“頽廃”をテーマとした、アートとシャンパーニュのマリアージュの世界
藤田礼子
広告代理店取締役 / エグゼクティブ・プロデューサー / アート・エヴァンジェリスト。「シャンパーニュとは、人生の爛熟とカタストロフィを象徴する飲み物」が持論の快楽主義系シュワリスタ。
Vol.8
Sean McCall
07.7.10 up
ゆるやかに波打つ漆黒の髪、陶器のように白い肌、紅く艶やかに光る唇、女性らしい豊かなボディライン…。1940年代を彩ったピンナップガールのようなクラシックな美しさを今に再現するのは、ファッションアイコンとしても有名なバーレスクダンサーのディータ・ヴォン・ティーズ。
今回ご紹介する写真家は、ディータをデビュー当時から追い続けているファッションフォトグラファー兼シネマフォトグラファーのシーン・マコール。2001年に撮影された"Bear Rug"は、元夫でゴシック界の教祖的存在のマリリン・マンソンからバースデイプレゼントとして贈られたベアラグをことのほか気に入ったディータが、シーンに撮影を依頼したもので、撮影はハリウッドのマンソン邸で行われた。数あるパフォーマンスの中でも有名なシャンパーニュ・ショウの写真は、モスキーノの2006年広告キャンペーンに使用されている。この写真を見て、「私もシャンパーニュ・グラスに身を沈めてみたい!」と思ったシュワガールは…きっと私だけではないはず?
SH

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