Home > 連載 > センス・オブ・シャンパーニュ「大庭大介」
センス・オブ・シャンパーニュ
“美”、“洗練”そして“頽廃”をテーマとした、アートとシャンパーニュのマリアージュの世界
加藤大輔
Champagne & Art Lover。
シュワリスタ・ラウンジでは「センス・オブ・シャンパーニュ」を担当。シャンパンと現代美術を愛し、バーやギャラリーに通いながら日々勉強中な、シュワリスタ見習い(?)
Vol.19
大庭大介
09.8.20 up
1981年静岡生まれ。京都造形芸術大学在学中の04年から東京と関西で数多くのグループ展に出展し、08年に作家主導で開催された「the ECHO」展には、発起人の一人として参加している。個展では、今春に都内の有力ギャラリー2カ所での同時開催を成功裏に終わらせており、今後の活躍が大いに期待される若手の画家である。また、04年にはシェル美術賞に入選している。大庭は描く対象の具象抽象を問わず、偏光パールの色彩によって目映い光の世界をキャンバスに創り出す。崇高なまでの光が作品の印象を司ることによって、作品はキャンバスという制限に収まり切らないスケール感を獲得し、またその色彩故に、射す光や鑑賞者の立つ位置などによって表情を無限に変化させていく。その動きを作品の中に見出した時、我々の心もまた万華鏡の様に変わり行く、儚くとも美しい存在であることに気付くだろう。
SH
“UROBOROS(spectrum)”
acrylic on cotton and wood panel, 2008
180 × 180 cm
courtesy of magical, ARTROOM
“UROBOROS(woods)”
acrylic on cotton and wood panel, 2008
220 × 180 cm
courtesy of magical, ARTROOM
magical, ARTROOM
http://www.magical-artroom.com/

大庭大介・作品ページ
http://daisukeohba.blogspot.com/

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