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崩壊や畏怖といった感傷性を多様な表現スタイルを通じて探求し続けるミランダ・リキテンシュタイン。「実在しない世界における真実、そして自然界における表現の本質とは何か?」ミランダは作品を通して、見る者の心の奥に眠っている潜在的な記憶に語りかける。現在、代官山GALLERY MINMINにて行われているミランダ・リキテンシュタイン展にて、様々な状況下におかれた人物の写真を通じて描いていく「Searcher」プロジェクトの一貫として、初のポートレート作品となる「Dream Machine」「Self-portrait as a Shaman」を発表。どこか非現実な赤い背景に佇む彼女の姿は、自身の抽象的且つ超越的な体験に対する願望を表していると言う。そして、ピーター・ウェアー監督の「PICNIC AT HANGING ROCK」からインスピレーションを受けて作られた「HANGING ROCK」。この作品の根底に流れるのもまた、彼女の自然や生あるものに対する畏怖であり目に見えない人智を超えたものへの強い憧れといった記憶が織り成すドラマのようだ。
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Vol.13
HELMO - Thomas Couderc & Clement Vauchez (08.4.14)
Vol.12
Eugenio Recuenco (08.2.13)
Vol.11
高木正勝 (07.11.22)
Vol.1
細江英公 (06.12.27)