Home > 連載 > センス・オブ・シャンパーニュ「Jo Whaley」
センス・オブ・シャンパーニュ
“美”、“洗練”そして“頽廃”をテーマとした、アートとシャンパーニュのマリアージュの世界
藤田礼子
広告代理店取締役 / エグゼクティブ・プロデューサー / アート・エヴァンジェリスト。「シャンパーニュとは、人生の爛熟とカタストロフィを象徴する飲み物」が持論の快楽主義系シュワリスタ。
Vol.14
Jo Whaley
08.5.30 up
サンフランシスコ・ベイエリアの自然に恵まれた環境で生まれ育ったJo Whaleyは、カリフォルニア大学バークレー校アート & フォトグラフィーで上等学位を取得後、画家としてのキャリアをスタート。サンフランシスコ・オペラ座、その他ベイエリアの劇場や企業で背景画家として技術を磨く中で写真撮影術について知るようになる。Joのシリーズの全てに見られる写真、言語、色彩を融合させた豊かな表現手法は、写真撮影による舞台セットの制作、多くの小道具、色彩豊かに描写された背景画、劇的な照明などの手段を用いた経験から独自の表現方法として確立させたものだ。彼女の作品の原動力となっているのは、「自然と都市型科学技術のカルチャーとのインターフェース」という切実な問題。風変りで風刺に富んだ目で、有機的な要素と人工的な要素とを並置させながら、環境汚染問題を想像力豊かに表現している。
SH
"Coleoptera"
"Plectrodera Scalator"
Information
最新写真集『The Theater of Insects
好評発売中。

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