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GEISAI#6での金賞受賞を皮切りに、カルティエ現代美術財団による展覧会へ2度の出展と同財団パブリックコレクションの所蔵、山本現代を中心にギャラリーや美術館での展覧会、国内外のアートフェアへの出展など、精力的な活動を続け、名実ともに日本の若手現代美術家を代表する一人である松井えり菜。松井の作品は常に自画像であり、一見非現実的な世界に浮かぶ、異様なまでに変形した「顔」である。しかしその異様な世界は、松井自身の人生が紡いできた紛れもない現実の世界。松井が幼い頃に親しみを持って触れた存在、それらが記憶の断片を呼び起こすのだ。決して空想ではない。過去と現在という現実が映し出された作品から見えるのは、白眉の活躍を続ける松井の未来だけでない。そこには、現代美術が向かうその先さえ見える。
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Vol.13
HELMO - Thomas Couderc & Clement Vauchez (08.4.14)
Vol.12
Eugenio Recuenco (08.2.13)
Vol.11
高木正勝 (07.11.22)
Vol.1
細江英公 (06.12.27)